信じるものがあるものは幸福だ。
ある男について彼女の息子が言った言葉にEVAは頷きながら、しかしその男を否定はしきれない。信仰はひとを遥か淵までも歩かせる。たとえ淵から先には地獄さえなくとも、踏み出す足は躊躇わない。盲目でいられる幸福だ。
彼らは死をも恐れない。
それは愛と同じように。
宗教じみている
お題:晩餐